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CAESAR X【エピソード5:別れ〜CAESAR X発売の決断】

皆さんこんにちは!

 

前回はプロトタイプ2号機が完成し、藤岡さんが試奏後ブースターをオーバードライブの前後どちらにでもセッティングが可能なA/B SWが欲しい…。またデザインの髪の毛をもっとサラサラに出来ないか?というMasatone氏との会話のやりとりで終わりました。

 

 

今回は本題の前に、ちょっとしたエピソードをこれだけは書いておきたいので書かせて下さい。
以下のメールはCAESARの動画撮影が終わった数日後に交わした藤岡さんとの会話ですが、ちょうどLAに到着した時に送って下さったもので本件はあえて伏せています。

 

 

「いっぱい弾いてきます」

 

このひと言を読んでこの方は本当にギターが大好きで大好きで、そして音楽に対する愛情が止めどなく溢れておられる方なのだと実感しました。本当に畏敬の念しかない…その様に感じております。

 

 

【エピソード5:別れ〜CAESAR X発売の決断】

 

私どもにその訃報が届いたのが2018年1月6日の夜でした。藤岡さんが所属するレコード会社の方からだったのですが、見覚えの無い名前とまさかの内容に最初は悪質ないたずらではないかと思いました(ただし今はその方に深く感謝しております)。

 

ところが私どものルートで、そのメールの内容が真実か否かを調べたところ、翌日残念ながら真実だったことがわかったのです。

 

お通夜には東京エフェクター代表の上平と私、そしてMasatone氏が参列をさせていただきましたが、その帰りに駅周辺で入った飲み屋では、3名とも言葉を失い呆然とする中、各々がただ心の痛みに耐えておりました。それほど藤岡さんは私どもにとっても愛すべき存在であり本当に魅力的な方でした。

 

そしてその時最後に3人で決めたこと…それはCAESAR Xは発売しようということでした。

 

 

早速数日後、上平がCAESAR Xの新しい筐体のデザインをしてきます。それがこちらの写真となるのですが、これは“CAESAR”のプロモーション映像に登場するカットを基にしていますが、藤岡さんが好きだった天体、宇宙をデザインし、藤岡幹大というギタリストの存在が宇宙と一体化して無限に広がり続けるという意味が込められています。

 

 

そこからです。
私どもの思いを知ってか知らずか、次々と協力者の方々が現れます。

 

まずは弊社コンテストでもお馴染みのシンコーミュージックの井坂氏が、ESPで藤岡さんや大村さんをずっとご担当されている菅田氏を紹介してくれたところから始まります。

 

菅田さんから藤岡さんのご遺族やご親族の現況を聞いて、私どもも少しだけ気が楽になった気がしました。そしてCAESAR Xのお話をさせていただいたところ、すでにこのエフェクターの存在は藤岡さんから聞いていて、発売した方が良いのでは?とのアドバイスもいただきました。

 

 

またその後、ご遺族にお会いしお話をさせていただけるということになり、あの大雪が降った1月22日に藤岡さんのご自宅までお伺いをし、CAESAR Xがどのようなエフェクターであるかのご説明をさせていただきました。

 

その時に奥様はプロトタイプ2号機の存在を知っており、藤岡さんから話は聞いていたとおっしゃって下さいました。
また、「本人が仕事でやっていたことなので出来たら最後まで完遂して欲しい」さらに「ずっと藤岡幹大を忘れて欲しくないので限定でなく作っていって欲しい」とのお言葉をいただきました。

 

 

その奥様のお言葉でCAESAR Xはあえて陽の目を見ることが出来たわけです。

 

そして本来なら藤岡さんに年明け早々にお渡しする予定でいたプロトタイプ3号機…。
この3号機の基板が製品版CAESAR Xのサンプルの中に入って行きます。

 

続く…。

 

※CAESAR Xは藤岡氏のご遺族から正式な販売許可を得た製品であり、売上の一部は藤岡氏のご遺族に贈られます。

 

https://tokyo-effector.jp/caesar-x

 

 

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