VOX SOUND LIMITED/WAH WAH

皆さんこんにちは!

 

ヴィンテージファズやワウの迷宮に迷い込むと本当に深淵な闇の世界が待ち構えています(笑)。

つい先日もあのヴァイオリンベースで有名なHofner社のとてもレアなワウ

https://tokyo-effector.jp/archives/blog/hofner/effekt-pedal-wah

を取り上げましたが、今回はコチラVOX WAH WAHです。

 

VOX??別に珍しくないんじゃね?

と皆さんはお思いになられるかもしれませんが、VOXはVOXでもVOX SOUND LIMITEDでございまして、本家JMIとの繋がりやらどうやらは正直複雑過ぎて私にはご説明が出来ません(苦笑)。

 

ですので、ここではやんわりとさっと話題に取り上げるだけにしますが、私がいつも参考にしておりますとても秀逸なブログによりますと、68年~73年までの間のみENGLANDの片田舎SUSSEX州HASTINGSという場所にそのVOX SOUND LIMITEDはあったとのことで、コチラのことをVOX HASTINGSシリーズと呼ぶそうです。

 

使用されている筐体やパーツ等からおそらくVOXのOEMを生産していたSOLA SOUND(COLOR SOUND)製であるとのことですが、本当にヴィンテージファズとワウに関しては、イングランドとかイタリーとかアメリカとかワケがわからなく、エフェクター界の大いなる謎(闇)の様相を呈していると言って過言でないので、ノー書きはこのくらいにしまして(笑)、とにかくコチラ珍しいモノであることには変わりがありません。

 

さて、というわけでサウンドですが、これが意外に良いわけです。というか素晴らしい!!ヴィンテージクライドに非常に近いニュアンスです。

クワウッと噛み付いてくれますし、ヴィンテージクライド独特のヒューマンヴォイストーンが出せます。

ただ実戦で使うにはストロークが大きいのでかかとにスペーサーを入れるとかの工夫は若干必要でしょう(オリジナル・クライドマッコイはストロークが短いです)。

 

ということでまたまた博物館行き的珍しいエフェクターをご紹介させていただきました。

 

そんなわけでではまた!

 

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vox_wahwah