Hofner/EFFEKT PEDAL WAH
皆さんこんにちは!
本日は今年最後になるであろうエフェクターの深遠なる世界へようこそ!の回です(笑)。
さて、この写真のワウですが、なんとHofner(ヘフナー)と書いてあるではありませんか。しかも古そうだし…一体全体これは何なのか??
Hofnerと言えば、すぐに思い浮かぶのがビートルズ/ポール・マッカートニーのヴァイオリン・ベースです。いまだに衰えることのない人気ベースですね。
そしてHofner社はドイツのブランドです。現在ももちろん健在で、低価格の製品は中国、そして上級機種はドイツのハーゲナウ工場で生産している模様です。
そんなHofner社のワウということですが、正直これも私初めて見ました。
おそらく60年代のモノであることは間違いなさそうなのですが、ウラ蓋を開けるとパーツが見た事無いものばかり。しかもどこかイタリア製と違いドイツって感じしません?(笑)
実際のところ、ここまでレアな製品になりますと、書くことがないと申しますか書けませんギブアップ!(笑)
でも能書きよりもサウンドは私自身でも確かめられますので、サウンドのインプレに行ってみましょう!
というわけで、これがなんと意外にも、素晴らしい!!
トーンカーブもVOXヴィンテージに近いフィーリングがあり、しかももっと力がある感じ?音量も大きく喰いつき方が強いというか。
なんだろう?あくまでドイツ製品という先入観もあるのかもしれませんが、機械(電気)製品に関しての実力はアメリカ、イギリスやイタリアと互角もしくはそれ以上の印象というのはワウでも共通してますね。
そしてこのワウ、実はかかとにSWがあります。それもなんだか味わい深いです。そしてサイドに付いたSWを押すとワウのレンジが変わり、いきなり「ゲウゲウ」と言います。
シンセの様なボコーダーの様なトーキングモジュレーターの様な、低い音程に掛かってきますね。これも非常にユニークです。
このような隠れた凄い製品が60年代、ビートルズがまだ現役の時代にドイツで生産されていたなんてっ。世の中は本当にまだまだ知らないことばかりです(しみじみ)。
そんなわけで、今年もお世話になりましたと言いたいところですが、今年は今日抜かしてまだ3日間しぶとく営業します(笑)。
エフェクター中古市もまだ3日ありますよー。最後の最後にとんでもないのが来てしまいましたが(笑)。
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/6031
是非店頭にてお試し下さいね。
ではまた!
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