JMI/Tone Bender

皆さんこんにちは!
今日はもの凄い残暑と言いますか、今の時期残暑と言うのかわかりませんが、海水浴にでも行きたい気分です。でも確実に日が射す角度は夏とは変わっていますので、私どものアナログレコードプレイヤー&ミキサー近辺に日が直撃しており、さて困ったぞ(苦笑)。

 

そんなわけで気分を取り直し、今回はJMIのTone Benderを取り上げてみます。
そもそもTone Benderというモノ自体非常に種類がありまして、1965年あたりから作られている様なのですが、SOLA SOUNDだったりVOXだったり、COLOR SOUNDだったりととにかく種類も多く、どれが元祖でとか、何がなんだかわからない実情もあります。
ただ近年は日本語サイトでとても秀逸なものがあり、ご興味がある方はそちらで深く探るのもまた楽しみではないでしょうか?

 

今回はそういうわけで、現在でも手に入れられるJMIというブランドのTone Benderをご紹介しますが、そもそもJMIというブランドは設立が1950年代でVOXのオルガンやアンプなどを当初作っており、60年代初頭にはJMI/VOXショップを展開し、デビュー時のビートルズと営業エンドース契約を結ぶなど、JMIなくしてはある意味ロンドンの音楽シーンは語れないブランドということで大まかにご認識下されば良いかと思います。
ちなみに現在は当時のJMI製のVOXアンプはかなりなプレミアがついていますね。
そして1965年に世界初のファズと言われるMAESTROのFUZZ TONE(ストーンズのサティスファクションで有名なファズ)の回路を模して作られたのがMK1 Tone Benderだそうですが、申しわけございません、あまりに内容が深いため詳細は割愛させていただきます(笑)。

 

さあそのJMIが2006年に復活し、Tone Benderを当時と同じムラードのゲルマニウム・トランジスタを使用して復刻するわけです。それがこちらのシリーズとなるわけですね。
現在、日本の代理店はCAMUROでお馴染みのアルテミスタさんがやられており、かなり簡潔にわかり易く製品を紹介しているサイトがありますので、こちらのサイトも是非チェックしていただけたらと思います。

 

http://ameblo.jp/camurofx/entry-11512501672.html

 

もちろん東京エフェクターでもJMI Tone Benderの取り扱いを行っております。また写真の現行機種に関しては試奏も出来ますので、愛器をお持ちいただいてのご来店お待ちしております。

 

写真上中央から

 

【JMI】 Zonk Machine MK1 税込59,800円
MK1 Tone Benderと同時期に発売されたもののレプリカで回路はMK1と同じ。
使用トランジスタ:OC75×2、OC44×1

 

【JMI】 MK1 Metal Case Tone Bender(左)税込62,800円
一番歪みます。ミックロンソンや初期のジェフベックが使用。
使用トランジスタ:2G381×2、OC75×1

 

【JMI】 MK1.5 Tone Bender(右)税込59,800円
ビートルズの「ラバーソウル」で使用されたことで有名。MK1に比べてサスティンはないが味わい深い音。
使用トランジスタ:OC75×2

 

【JMI】 Professional MK2 Tone Bender(中央)税込59,800円
1967年モデル。ジミーペイジの使用で有名。やはりそんな感じがする音です。
使用トランジスタ:OC81D×3

 

以上宜しくお願いします。

tonebenders

東京エフェクター
03-6804-2591
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