「第6回エフェクタービルダーズ・コンテスト」についてご質問の回答です

皆さんこんにちは!

 

弊社主催「第6回エフェクタービルダーズ・コンテスト」に関しましてビルダーの方からご質問がございましたので、本日はそちらへの回答も含めまして、投稿をさせていただきたいと思います。

 

コンテストの応募規約の中に【アマチュア限定】という項目がございます。これは何をしてアマチュアと呼ぶか…あるいはプロと呼ぶか…その線引きがわかりづらいのでご説明いたします。

 

 

販売店で仮に委託としてもご自身のブランドの製品を置いている場合ですが、販売店に置いているのですからお客様にお買い上げいただくということが必ず前提となります。

 

お客様にお金をいただいてご自身の製品を手渡した場合、仮に初期不良等何か問題があった時の責任は誰がとるのでしょうか?

 

販売店の店員さんでしょうか?
店員さんは単にお客様と製品を作った人の橋渡しをしてくれている立場、プロとして販売というお仕事をしているだけです。

 

ということは、責任はブランド(メーカー)がとるというのが古今東西、楽器でなくても全てが同じかと思われます。
ゆえにメーカー保証というものが存在するわけですね。

 

 

そう考えた時、商品を製作した側というのはプロなのでしょうか?それともアマチュアのままなのでしょうか?
自身が製作したものを販売のプロを通してお客様に買っていただき、何かあった時はその責任をとるという立場は、十分にプロのブランドと呼べるのではないかと思うのです。
(販売店を通さずに、製作したエフェクターを直接友人等に売っているだけというのは私どもの考えるプロには入りません)

 

 

次に、弊社主催のコンテストにすでにそのような形で販売店を通して製品を売られている方がエントリーしたとします。
審査員の方の中にははっきりモノを言う方もおられますし、そこで何かブランドに傷がつくような発言があった場合、確かにそれが誰もが納得することであったとしても、製作したブランドだけでなく、そのブランドの製品を置いている販売店の商材に傷がつく場合も考えられます。

 

そのようなことは極力避けたいですし、逆に審査員の方々がどこか忖度をして遠慮がちにならずに、自由に発言していただいた方がコンテスト自体も盛り上がります。

 

ゆえにプロの方のエントリーはご遠慮くださいという形にさせていただいているわけです。

 

 

ミュージシャンもそうですが、自分がアマチュアなのかプロなのか、確かにその線引きは難しい部分があります。
ただ、ずいぶん昔の話になりますが、私がミュージシャンの先輩に言われた一言を今も印象的に憶えています。

 

「プロというのは自分がプロだと思ったらプロなんだ」

 

これはエフェクタービルダーの世界とも共通する言葉かもしれません。

 

そんなわけで本日はではまた!

 

 

東京エフェクター|ハイエンド・ブティック・ハンドメイドエフェクターの販売・買取・委託
info@tokyo-effector.jp

Main Home