システムボード製作の受注に関するお話 その1

皆さんこんにちは!

 

うだる暑さですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、実は先日、福岡から別件で東京にいらっしゃったお客様がご来店され、システムボード製作のご相談を承りました。
以前から私どものことは気になっていたとおっしゃっていただき、またOvaltoneのエフェクターのファンということで、お話もはずんだわけですが…。

 

そんなわけですので本日は、私どものシステムボード製作の受注に関するお話を2回に分けてさせていただきたいと思います。
と申しますのも、よくあるご質問に「すでにエフェクターボードは所有しており、組み込みだけをやってもらえないか?」というものがあるのですが、実はそれはやっておりません。そのあたりのこともこの機会にご説明させていただけたら幸いです。

 

 

通常プロユースな業者さんがボードを組む場合、ジャックひとつにつき何円という計算で製作を行なっているそうですが、それには「プロの現場等で培った特別なノウハウが活かされた作業」というものがあるからだと考えます。
特に大きな会場ですと、電源周りや照明など様々な要素が複雑に絡み、そんな中でのノイズ対策、またはいかに良い音で最終的にPAからギターのサウンドを出力するかのノウハウが確実に存在すると思うんですね。

 

ところが私どもは、組み込みの専門家ではありませんし、そのようなノウハウも経験値もありません。したがいまして私どものシステムボード製作とは、あくまでサービスの一環で行わせていただいているとご認識下さると助かります。

 

では何のサービスなのかと申しますと、Temple Audio Designのボードとそれに付随したパッチケーブル等の小物をご購入いたたいた上で、それらを当店で組み込ませていただくといった考え方です。

 

Temple Audio Design
http://www.tmc-liveline.co.jp/templeaudio/top.html

 

 

ですので、作業工賃に関してもエフェクター1台あたり(ジャックひとつあたり)何円という考え方ではなく、あくまでお客様とご相談をし、作業内容にご納得いただいた上での設定とさせていただいております。

 

また、組み込みに付随するたとえばパワーサプライやスイッチャーもあえて当店でお勧めさせていただく場合もあり、パッチケーブルに関しては、FREE THE TONEのソルダーレスに限らせていただいております。
理由は品質の問題もそうですが、ハンダ作業が絡みますとハンダの温度や量などで若干ケーブルの音にバラツキが生じます。それらの問題を避ける為と作業効率、またその他の理由からパッチケーブルはFREE THE TONEのみとなります。

 

まとめますと、エフェクターボードはTemple Audio Designのみ対応が可能。
またパッチケーブルはFREE THE TONEのみ対応が可能。
以上を前提の上、システムボード製作の受注を承る形となっております。

 

 

では次回は、私どもがお勧めするTemple Audio Design…時代を先取りする様々な魅力が詰まったボードですが、特に今年に入ってからは世界的な人気にもなってきており、カナダの本社でも品切れが続いていたそうです。
そんなTemple Audio Designボードの魅力をセッティングの実例写真を交えながらご紹介したいと思います。

 

そんなわけで本日はではまた!

 

 

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