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無題のアルバム「Sound Wave Lab/Real Custom Wah」

千葉県館山在住のビルダー遠藤さんのブランド「Sound Wave Lab」ですが、こちらは遠藤さんがお持ちであった50台近くのヴィンテージ・ワウの中から選りすぐりで淘汰されていった数台のVOX V-846のうち、一番素晴らしいサウンドである1台をモデルにして作られたという逸品です。
実際クライド・マッコイもお持ちであったようですが、ご本人のこだわりからあえて初期のV-846に焦点を絞り、徹底的に実用性にこだわって作られています。

 

Sound Wave Lab Real Custom Wah
¥51,870-(税込)

 

お問い合わせは東京エフェクターまで
03-6804-2591
ikeda@tokyo-effector.jp

 

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モディファイベースはJ/DのCRYBABYの様ですが、中身も外観も全く別ものになっています。塗装もご自身でやられており、筐体のみが既製品というほとんどオリジナルモデルと言ってよい仕様。

 

写真はアウトバッファーのオンオフSWで、たとえばワウの後に歪み系を持って来た時、ワウの掛かりの悪さを改善する為のものですが、確かにオンにすると掛かりの悪さによるストレスはなくなり、切り込む様な歪んだワウサウンドが得られますが(もちろんクオリティーも高い)、遠藤さんご本人曰く、出来るならバッファーをオフにして使用した方がこのワウの魅力が100%活きる様になっています。

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さて、そんなわけで内部です。基盤上の青い3つのトリマーでサウンドの細かい微調整が出来るのですが、実はこの仕様、Heaven’s Voice V-846 Plusという私が以前いた楽器店で扱っていた国産ブティックワウと同仕様でビックリ!

 

おそらく、真剣にワウサウンドを追求するとこうなるのが必然なのかもしれません。遠藤さんのものはトリマーがアウトレベル、インダクターQコントロール、サチレーションコントロールとなっており、これらを繊細に調整することにより、“ワウ”感を自分好みに作ることが出来ます。また特筆すべきはインダクターのコイルをわざわざ巻き直している点。そこまでこだわりを持ったブランドはそう無いと思います。

 

サウンドのベースは上質なヴィンテージV-846サウンドなのでその良さを損なわない様、ご自身のシステムにベストマッチさせる補正用として捉えた方がよいかもしれませんが、いろいろ試してみても面白いはずです。
ポットの奥にあるのがバッファー回路となっており、レベル調整もトリマーで行えます。プレイヤーにとっては至れり尽くせりと言ったところ。

 

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ペダル上部の通常ゴムが貼ってある部分にはスケボーの表面によくある素材が貼ってあり、滑りにくくなっています。このあたりのこだわりにアウトドア魂を感じずにはいられないのですが(笑)、遠藤さんの作品全般に言えるあくまで使用するプレイヤーの為の道具という基本的な考えを感じずにはいられません。デフォルトではペダルを踏んだ際のワウ感(高域)のピークが踏み幅全体に対してちょうど良い場所にあり、ヴィンテージと違ってフルで踏み込める感じです。また、一番ペダルを開いた状態でも低域がなくなることもなく、あるいはわざとらしく出過ぎることもない「わかってるナ~」といった感じ。

 

当然のことながらピーキーさは全くないのですが、ではおとなしめでアダルトなワウサウンドかと言えばそうでなく、ここひと踏みの前への出方はさすがにあえてV-846にこだわっているビルダーの真骨頂が伺えます。是非一度このサウンドを体験しにいらして下さい。

 

 

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