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キースもそれでスターになったんだよ

2015.6.16|

皆さんこんにちは!

 

こちらの写真はかれこれ10年近く前、某楽器店スタッフだった頃に私が売ったアンプで1950年代のChampになります。
パーツ交換が一切無い、非常に状態の良い物であったと記憶していますが、こちらのオーナー様が近年自宅でレコーディングを始められて、マイクプリを通したマイクで録音の際、ノイズが気になるので診て欲しいとのご依頼でお持ちになられました。
私としましてもこのアンプとは久々の再会と言えるものです。

 

ではどれどれと音出しチェック。試奏室では全く問題がないまさに極上のヴィンテージサウンドです。
でも確かに言われてみればノイズは拾っています。なるほど、これが気になっていらっしゃるのだなということで、当店の修理担当ビルダーにその場でチェックしてもらうと、おそらくは回路的に問題も無いし、アースその他も問題ない。コンデンサの容量抜けもおそらくはないと思われるが、念のためビルダーのラボに持ち込み詳細をチェックするということになりました。

 

結果…。
「池田さん、これはアコースティック楽器以外の何者でもないですよ。変にいじったら良さまでなくなっちゃいます」
とのこと。

 

確かに予想していた通りと申しますか、なるほどな結果です。
私の個人的な印象では50年代のフェンダーアンプの中ではノイズレスな方だと思いましたし、これはこれなんですね。
逆にレコーディングにおいては絶対にシミュレートでは再現出来ないヴィンテージ独特の味わい深さをとるか、より近代的な実用性をとるかの問題であり、これはやはりレコーディング環境でどうにかする以外にないのかもしれません。

 

というわけでオーナー様にはそうご説明し、ご納得いただいたわけですが、ふと思い出したのが知人が所属していた某有名バンドのレコーディング時のエピソードです。
ある時ローリングストーンズのエンジニアに音を作ってもらいに外国へレコーディングに行った際、その某バンドのギタリストが言われた言葉。

 

「お前も最高のサウンドがするフェンダーアンプをひとつ持っておけ。キースもそれでスターになったんだよ」

 

だそうです。大変参考になるお話ですね(笑)。

 

そんなわけで本日のところはではまた!

 

 

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