BRITISH PEDAL CO./RANGEMASTER & SWL/VOX NIGHT TRAIN MOD
皆さんこんにちは!
最近東京エフェクター近辺で何かと話題と申しますか、盛り上がっているのがトレブルブースターです。
どうして急にという感じですが、事の発端はデジマートマガジンの“DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜”というコーナーでクルーズの村田さんが解説役をしている「Treble Booster〜ロック・ギター・サウンドの礎を知る」という動画でした。
https://www.digimart.net/magazine/article/2017042602529.html
この動画非常に秀逸で、トレブルブースターがどのような役目をするものかをわかり易く解説してくれており、また村田さんのプレイも素晴らしく、まずはご覧いただきたい…そんな動画です。
そしてこの動画でメインで扱われているものが“DALLAS/RANGEMASTER”(以下RM)というトレブルブースターなのですが、このRMがどれだけエレキギターの在り方、歪みの在り方を変えて新しいギターサウンドの潮流(ブルーズブレイカーズのクラプトン以降)を作り上げて来たのかがよく理解出来るんですね。
つまりディストーション・サウンドの原点というものがそこにはあり、しかもVOXというあのビートルズの使用で有名な英国製のアンプの当時の立ち位置も非常によくわかります。
何故、ブライアン・メイしかり、ロリー・ギャラガーしかりがVOXとRMの組み合わせに拘り続け、もっと深く考察をすれば、(これはあくまで私の主観ですが)BOSSのコンパクトエフェクターの最初の3台にあの使い方のよくわからないSP-1 SPECTRUMが含まれていたのか?
さらに後のマイケル・シェンカーの様にワウを半止めにしたサウンドを好むギタリストがいるのか等、全てはこのRMにその秘密がある気がしてなりません。
コチラの写真のRMはロンドンから一週間かけて届いたというBRITISH PEDAL CO.の復刻版ですが、お客様のKさんが本日わざわざお店に届けて下さいました。
Kさんありがとうございますm(_ _)m
このRMもムラード(トランジスタ)を使用している本格派で、早速SWL SHU氏のモディファイしたVOX NIGHT TRAINで鳴らしたところ、もう本当にサイコーなサウンドが飛び出してきて、正直申しまして、これがあればエフェクターはいらないというのが率直な感想でした(笑)。
そのくらい鳥肌が立つほどイカしたサウンドで、特にSWLモディファイのVOX AMPの神髄も見えた気がしたわけです。
いやあ本日は少し興奮気味の投稿で申し訳ありません。
それにしてもVOXとRM…この組み合わせマズいです。
是非皆さんにも弾いていただきたい。もうしばらくKさんからお借りしておりますので、ご来店いただければ試奏が出来ます。
ご興味のある方はどうぞ!!
そんなわけで本日はではまた!
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