VEMURAM/Shanks Ⅱ
皆さんこんにちは!
本日はVEMURAM/Shanks Ⅱのご紹介を少しだけ。
こちら今月の16日に発売となったVEMURAMの新製品ですが、TONE BENDERやBURNS/BUZZAROUNDを基本にしたという、3石のシリコントランジスタを使用したファズとなります。
アメリカの音楽プロデューサー兼ギタリスト、ジョン シャンクス氏とのコラボレーションにより一年半という歳月をかけて完成したものであり、VEMURAM Shanksシリーズとしては3Kから始まり、4Kに進化した後、このShanks Ⅱになるわけで3機種目のモデルとなります。
ジョン・シャンクス氏が使用する機材を以前にYOU TUBEで拝見したのですが、ギターはヴィンテージ、さらにアンプもヴィンテージであり、それらの魅力をスポイルをせずにさらに音に磨きをかけて極上のサウンドに仕上げるツール(ここが重要です)としてエフェクターというものが存在していました。
つまりは、エフェクター本体はそのサウンド作りに於いてある意味サブの役割なんですね。料理でいう所の調味料役です。メインの食材は当然、ギターでありアンプなわけです。
そしておそらくShanksシリーズは全ての機種に於いて、ジョン・シャンクス氏のボードの中でそれぞれサウンドメイクが行われているはずなのです。
ですので、このエフェクター単体でヴィンテージ・ファズの醍醐味を直接味わえると思ったら肩すかしを食うかもしれません。
だがしかし…ヴィンテージファズのエッセンスは当然のごとく内包しており、ギターのVolコントロールや右手のニュアンスで鈴鳴りな倍音を含んだヴィンテージファズ特有の極上トーンはもちろん得られます。
それをいかに自分の機材と組み合わせて使用するかがこのShanks Ⅱを使いこなす大きなポイントであることは間違いなさそうです。
「電源部には最新のパーツを使うことで、往年のサウンドを彷彿とさせつつ現代の音楽シーンで必要不可欠な、ノイズレスでヘッドルームの大きいファズサウンドを実現」という解説にこのファズがどのような意味合いを持つものなのか、全てあらわれていると思いますね。
アメリカの一流プロギタリスト/プロデューサーが何をこのエフェクターに望み求めたのか…そう考えて音を出すと非常に奥が深いファズだと感じました。
商品ページはこちらです
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/12238
そんなわけで本日はではまた!
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