初場所2015 自作エフェクター・コンテスト優勝モデルについて
皆さんこんにちは!
シルバーウイークはいかがお過ごしでしょうか?
本日は先日この業界の知人と話していて
「そういえば今年のエフェクター・コンテストで優勝したモデルって発売しないんですか?」
という質問を受けたのでその件について少しお話いたします。
確かにアレ以来、全く話題として取り上げませんでした。おそらくエフェクターコンテスト参加者の方々や、ご興味あられる方々的には一体どうなってるの??という感じだったと思います。
でも実は、水面下ではいろいろと動いておりました。
コンテストは今年の2月8日に執り行いましたが、その後すぐに製作者の方に優勝の事を告げ、ご本人的に今後どうしたいかというお話を簡単に電話でさせていただいたわけです。
そしてご本人的には是非売っていただきたいというご希望でした。
その製作者の方は名古屋にお住まいで、名古屋からのエントリーでした。
一体どのような方があの強者ビルダーたちをうならせる、しかも装飾虚飾感のまるでない、ただ真っ黒の3ノブディストーションを半ば叩き付ける様に、マジックで書いた簡単な手書きのコメントを添えて送ってきたのか?
まず私たちはそこに非常に興味があったわけです。
そして3月に入ってすぐ、先方と都合を合わせ、私と代表で東京駅から新幹線に乗り名古屋に向かいました。
そして初めてその製作者の方と対面。
名古屋発祥のコーヒー店にて約4時間に及ぶミーティング後、今後の方向性をどうするか、ひとまずは製作者の方の判断にゆだねました。
その時に我々が持ち帰ったのは、あの真っ黒いディストーションと全く同じに作ったというもの…。何故なら優勝モデルが単に偶然に出来たモノではないという確認の意味で、あらかじめお願いしていたわけです。
そして持ち帰ったその個体の音を確認したところ、確かに優勝モデルと全く同じ。この時点で製品化が現実的となりました。
さて、それから数ヶ月。紆余曲折の後、遂に発売に向けての製作がスタート。おそらく年内には皆さまにご案内出来るかと思います。
ブランド名や機種名の詳細はまだ発表出来ませんが、TOKYO EFFECTORがプロデュースということで発売いたします。
是非、お楽しみにお願いします。
そんなわけで本日はではまた!
東京エフェクター|ハイエンド・ブティック・ハンドメイドエフェクターの販売・買取・委託
info@tokyo-effector.jp