Electro-Harmonix Big Muff Pi 1st Reissue 修理
“Electro-Harmonix Big Muff Pi 1st Reissue 修理。
ジャンルを超えて幅広い世代で愛用されるビッグマフの修理です。
今回は2000年前後に再生産されたUSA製1stのリイシューモデル。
バイパス音、エフェクト音ともに音が出ない状態となっておりました。
GND電圧が電源電圧に近い数値となっており、不具合箇所の特定を行いましたところ、2点の不具合が見つかりました。
①電源ショートの修理
DCジャックから基板へ繋がる空中配線された抵抗のリードが、基板の電源電位の端子から外れており、GNDと接触しておりました。
こちらを正しい位置へとハンダ付け。
②インプットジャックの物理的故障
インプットジャックが破損しており、モノラルジャックを挿してもRing端子とSleeve端子がほとんど導通しておらず、非常にノイズが多く音量が小さい状態となっておりました。
故障したジャックを耐久性に定評のあるスイッチクラフト社のオープンタイプのステレオジャックに交換して修理完了。
Big Muffをはじめ、Electro-Harmonix製品の修理は是非当店までご依頼ください。
https://tokyo-effector.jp/repair”