Cosmic Terror Cabs Sonic Rat モディファイ

“Cosmic Terror Cabs Sonic Rat 音量改善モディファイ。

『音量が小さい』というお問い合わせはよくいただきますが、その逆もあります。今回はCosmic Terror Cabs Sonic Ratというディストーションペダルの音量改善モディファイです。

Cosmic Terror Cabsはヘヴィなスタイルの音楽に適したギターやベースのパワフルなカスタムキャビネットを製作しているブランド。
2021年よりエフェクターの製作も行っており、Sonic Ratはその名の通りRATにインスパイアされたディストーションになります。

今回、『Cosmic Terror Cabs Sonic Ratのボリュームが効き過ぎて使いにくい』とのお問い合わせを受け、本来の特性を残しつつ使いやすいボリューム設定も可能なモディファイを行いました。

本機はVolノブを9時の時点でフルテンの音量となる仕様で、それ以上ボリュームを上げるとフィードバックを起こすようになっています。

音量が大きすぎるとフィードバックしてしまうのは、歪みペダルとして避けられない宿命となりますので、通常歪みペダルは発振しない程度のボリュームに収まるように設計されております。
一般的なエフェクターは、Volノブ10時~12時くらいでバイパス音と同じくらいの音量に設定されています。

本機の回路を確認したところ、VolumeはBカーブ仕様のPOTが採用されていました。
Aカーブ仕様のPOTに交換することで、元々の9時の音量が12~14時くらいの位置で出力できるようになることをご提案させていただきましたが、『元の状態を再現可能な形で最大音量を制限したい』とのご希望がありましたので、最大音量を設定する外付けPOTを増設もしくは内部トリマを追加する形を再度ご提案。

※POT交換の場合、POT自体を別の種類を変更することになるため、スイッチひとつで完全に元の状態と切り替えを行うことは難しくなります。

最終的にお客様のご希望から筐体右側面に音量を下げるトリマPOTを設置するモディファイを行いました。

このトリマを時計回りMAXに設定を行うと元の状態と完全に同じ回路に、反時計回りに回すと音量が下がる仕様にて実装。
尚、VolのPOTに関しましては、元のBカーブの100KΩのまま変更は行いませんでした。

元のエフェクターの外観を損なわず、またパーツの変更もなく音量の改善を行うことが出来ました。

音質・音量改善のモディファイ、またその他修理など是非当店までご依頼ください。
https://tokyo-effector.jp/repair