今年のコンテスト優勝作品「Angler Drive」と久々に再会しました!!

皆さんこんにちは!

 

本日はコチラ、今年のビルダーズコンテスト優勝作品がわけあって手元にあるので話題にしてみますね。

 

今年のビルダーズコンテストは21台の応募があり、エントリーナンバー8番のこのAngler Driveが見事優勝に輝いたわけですが、何故この作品があの強豪たちの中から優勝に選ばれたのか、そのあたりを検証したいと思います。

 

今回のコンテストのテーマは「ハイゲイン」でした。
そしてAngler Driveのセールスポイントは以下の様に応募用紙に記載されておりました。

 

「ギターのVol操作や前段のブースターなどの反応性を重視した3ステージ・ゲイン回路構成によるハイゲイン・オーバードライブです。5,6弦のズンッとしたミュート系リフやリードフレーズからギターVolを絞ってのカッティングフレーズまで対応出来る事を目標に作製しました。CHARACTERノブで全体の音色を決め、BASS,MIDDLE,TREBLEノブで補正する順序で行なって下さい」

 

 

第一次審査の時、私がギターを弾き、審査員の方々はこのセールスポイントが書いてある用紙を見ながらサウンドを確認したり、本体を直接触ってコントロールをいじり、得点を付けるのですが、Angler Driveは音を出した途端、場内の空気が変わったのを憶えています。
そして自分にも弾かせて下さいと数名の審査員の方がご自身でギターを弾き、そのサウンドを確認していました。

 

実はこの時すでに私はこの作品が優勝するのではないかと直感で感じましたが、それはよしといたしまして、今回あらためて弾いてみたAngler Driveの特徴を以下に記載してみますね。

 

①歪み感、そしてその音圧(コンプレッションも含め)がエフェクターとして王道を行っている感じに感じる

 

②EQの効き方が鋭く、その帯域(BASS MIDDLE TREBLE)に合わせて潔く可変する

 

③GAINに関しても幅が広く、効き方が潔く鋭い

 

④CHARACTERは繊細に可変し、絶妙なトーン調整が出来る

 

⑤上記したすべてが連動している印象を受ける

 

以上まとめますと、このエフェクターはアンプライクではなく、王道の歪み系エフェクターとして、クリップさせた音を見事なまでに詰めに詰めてアウトプットしているところに凄さを感じました。

 

やはり優勝するだけのものを持っている…それがあらためて弾いてみた私の感想です。

 

今後ビルダーの魚森さんとの話し合いでこれを製品化するかどうか検討いたしますが、その経過はまたこちらでご報告したいと思います。

 

そんなわけで本日はではまた!

 

 

◆お知らせ◆
今週は5/30(水)が定休となります。ご来店の際はお気を付け下さいます様お願いいたします。

 

 

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