Mosrite/Fuzzrite
皆さんこんにちは!
本日はコチラ、ななななんとっ、Mosrite/Fuzzriteの登場です!!(ちなみに売り物ではございませんm(_ _)m)
しかも極初期に存在したゲルマニウム・トランジスタの方ですね。
これは先日こちらで少し話題にしましたある方が、わざわざご購入され当店にお持ちいただいたわけですが、早速ジャニスのアルバム「CHEAP THRILLS」のサウンドと併せ、いろいろと検証してみた結果、おそらくこのファズが使用されていたのではないかと感じております。
ただし、こちらの個体とアルバムで聴けるサウンドの細かい違いがあるところをみると、「CHEAP THRILLS」の方はおそらくシリコントランジスタではないかと(時代考証で考えても)…何となくそんな結論に至ったわけですが、真偽はやはり謎のままです。
そこで私がどうしてFuzzriteではないかと思う理由を申しますと
1.ファズサウンドが乾いていてどう聴いてもUK物(TONE BENDERやFUZZ FACE)の感じがしない。
2.ジャニス・ジョプリン(ビッグブラザー&ホールディングカンパニー)の活動拠点がカリフォルニアである。
※ちなみにMosrite社もカリフォルニアです。
3.アルバムから聴けるのはアンプの歪みとミックスさせたファズサウンドですが、ファズ自体のゲイン&サスティーンがかなりある。
4.最後にこれが決め手で、オクターヴァー的要素の音がファズサウンドの中に混在しているのが同じ。
そしてさらにこの個体とアルバムの音の違いは何か?と申しますと
1.ゲルマ独特のブチブチ感(音が潰れて不安定に途切れたり、コンプレッションが掛かった様になる傾向)をあまりアルバムから感じなく、安定していて、かつワイルドである。
2.アルバムの曲すべてが1968年に録音された音源であり、1968年はFuzzriteはすでにシリコントランジスタにシフトしている。
という感じなのですが、実際はどうなのでしょうか??
まあヴィンテージ・ファズですので個体差ももの凄くあるのですが…(苦笑)。
ご存知の方がおられたら教えて欲しいです(笑)。
そんなわけで本日はではまた!
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