Maxon/AD-150 ANALOG DELAY
皆さんこんにちは!
今日ご紹介するのは私が18歳の時に入手して現在でも所有している数少ないエフェクターMaxon AD-150 ANALOG DELAYです。
入手当時はたしか3万いくらかしたので分割払いで購入した憶えがありますが、そのくらいディレイというエフェクターが高級品と申しますか高価な時代でした。
で、その数年後には世の中にデジタル化の波が押し寄せて、その波に乗ると言うよりは巻き込まれた形で、私も例外でなく様々な音が出せるデジタルマルチ・エフェクターに魅力を感じていた時期もありました。
ところが90年代に入って、ハンドメイド系の良いアンプ(MATCHLESS等)が登場してきた時、良く通っていた楽器店で弾かせてもらったら良いアンプが醸し出す音の存在感自体が、どこか線の細いデジタルマルチ・エフェクターで作った音よりも深い意味でゴージャスに感じた記憶があります。
そんな頃にアナログの音を再度確認したくなって押し入れから引っ張り出したのがこのMaxonのディレイだったわけです。
久々に音を出したらあまりにも太くて、温かくて、100V駆動なんで音圧もあって、しかも発振もするので過激さもあって、本物のアナログ器材だけにしか出せないサウンドの良さを再認識したわけですが。
が、それからまた月日は流れ、現在ではデジタルもさらに進化を遂げアナログシミュレート・ディレイが全盛の昨今です。
このMaxonに関しては特にヴィンテージ価値が高いからというわけでなく、単純に好きだから所有しています。
皆さんにもそんな旧くからお手持ちのエフェクターがあるのかもしれませんね。
そんなわけで本日はかなりノスタルジックな内容でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました(笑)。
ではまた!
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