CAMURO/“hachi” Classic Modern Fuzz/Booster
皆さんこんにちは!
さて本日はコチラ、CAMURO “hachi” Classic Modern Fuzz/Boosterをご紹介します。
以前にも一度取り上げましたが、2台目が入荷しましたので再度アップです。
実はコチラの製品ですが、2013年7月7日に東京エフェクターがオープンする以前からプロダクツとして考えていたものでした。
いまだに人気のあるジャパニーズ・ヴィンテージ・ファズのRoland AF-100、通称Bee Baaのクローン版ですね。
なぜこのような物を最初に作ろうとしたかと申しますと、東京エフェクターのオープン日が決まり、それに向けて動いていた際とにかく何に困ったかと申しますとそれは製品ラインナップでした。
そんな時知人が紹介してくれたのがCAMUROさんであり、ありがたいことにCAMUROさんからも売り場の製品をご提供いただいたのですが、その中のBOSSのモッドを見て思いついたのがジャパニーズ・ヴィンテージ・ファズのクローンだったわけです。
そしてこれまた長い間お世話になっている私のユーザーさん(ヴィンテージコレクター)に、非売品のヴィンテージ・エフェクターを当面の間、店頭用としてお借りした際、その中にジャパニーズヴィンテージがたくさんあったこと…しかもBee Baaが2台もあったこと。これも理由でした。
しかしながら、実際に製品が出来るまでは非常に長い道のりがありました。
ヴィンテージが何故ヴィンテージなのか?その価値があるのか?(高価でも買う人がいるのか)その問いを突きつけられている様な。
ヴィンテージというモノに対し、好意的な人もいれば全く価値をおかない人がいて、賛否両論は永遠普遍的議論ですが(苦笑)、ただ客観的にヴィンテージでないと出ない音があるというのは、好き嫌いに関わらず事実として存在します。
つまり逆に言えば、ヴィンテージをリメイク(クローン)するというのはある意味そういったヴィンテージ特有の美味しさだったり、雰囲気を出すということです。
結果、何度も試作品のサウンドチェックをしながら、ようやくたどり着いたのがこの“hachi”Classic Modern Fuzz/Boosterになるわけですが、完成までの期間としましては約1年と3ヶ月です(苦笑)。
もちろん最初から全く同じ音にするつもりは当然なかったのですが(出来ませんし)、ただ“らしさ”は大切です。根底にある味と申しますか、色合いですね。
そこにやはり現代的要素もうまく散りばめた落としどころを見つける作業に大変な時間がかかったというわけです。
でもこうして完成した現物を手にすると、非常に秀逸なジャパニーズ・ファズ・クローンだと感じております。
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/5125
そしてこちらの製品ですが、東京エフェクター初場所2015にて展示いたします。また試奏ももちろん可能ですので、おいでいただき是非そのサウンドをお試し下さい。
宜しくお願いします。
https://tokyo-effector.jp/hatsu-basyo2015
ではまた!
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