Hermida Audio /Zendrive

皆さんこんにちは!

 

Zendriveと聞いて知らない方もいらっしゃると思うので簡単にご説明すると、数年前にロベン・フォードさんが使用して一気にエフェクターのメジャーシーンに躍り出た感じのオーバードライブでしてHarmida Audioというアメリカのブランド製です。

 

音の方はと申しますとダンブル系と形容されている様ですが、次の様な特徴があります。

 

1.この一台でも十分に歪ませられるがハイゲインではない。

 

2.歪みの質がフルレンジできめ細かく、特にコンプ感が上品。

 

3.嫌みなトレブリーさはなく、艶があってセンシティブ。

 

この特徴はおそらく使用されているパーツの質が良いということで、ハイエンド系と呼ばれる様々なブランドや機種において共通している部分ではあります。

そして何よりもZendriveの個性で申しますと、独特のミッドトーンがあり、このミッドトーンを微妙にコントロールすることによりギターやアンプに合わせて音の立ち上がりや最終的なトーンを決められる事と言えるでしょう。

 

私の主観で申し上げるならば、ロックっぽい粗粗しさというニュアンスはなく全てがスムースです。ただ無機質なそれではなく、若い頃は多少無茶もしてきたが今は落ち着いている的と申しますか(笑)、アダルトな色気というものがありますね。

そしてこのようなエフェクターに関してはマーシャル系よりフェンダー系のアンプに刺す事により、非常に奥の深い立体的な歪みを得られる場合が多いです。音楽のカテゴリーで申し上げるならロックやハードロックやヘヴィーメタルではなく、ブルーズやジャズフュージョン、AORといったところでしょうか?特にハムバッカーには非常に相性が良いかもしれません。

 

名前もそうですが、一言で言えば渋いオーバードライブと言えます。さすがロベン・フォードさんが選択しただけのことはあると言ったところでしょうか。

 

そんなわけでではまた!

 

Hermida Audio /Zendrive

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