Alairex/H.A.L.O.
本日のご紹介はまるで小型のアンプヘッドのようなエフェクターです。
Alairex(アレイレックス)という、ベーシストならご存知のベース機材で有名なアギュラーのアンプ・ビルダーであるAlex Aguilar氏のブランドです。
共通のコントロールがToneとBassとCONTOURとPRESENCE。
独立したコントロールがGainとLevel。
右のスイッチがch1とch2の切り替え。
Toneは上げても劇的に変化するものではなく微調整と言った感じでしょうか。
Bassに関してもどのポジションでも弾きやすいと思いますが、アンプの大きさや出力する音量によっては多少気を遣うかもしれません。
CONTOURはミッドのピークの調節といった役割で、サウンドキャラクターが変わっていきます。ここはプレイヤーの見せ所ですね。
PRESENCEは音に加える艶はもちろん、演奏する場所によって変化しがちな音の抜けの調節と考えれば効きは良いと思います。
Gainは上げてもサウンドが暴れるような事は無く、むしろLevelを下げ目の状態のサウンドがとても良く、そこから徐々に上げてからの2種類の音作り(バッキングとリードなど)と考えると操作しやすく音作りが楽しめると思いました。
SHAPEとSATURATIONに関してはクリッピング等の歪みの飽和量やコンプレッションの変化などに影響するコントロールですが、この辺りがこれ1台でベーシックなサウンドを完結させるアンプライクな歪みエフェクターと言われる所以と言えると思います。つまりエフェクターでサウンドを作るに際の他の役割を担うエフェクターを必要としない程の多彩なコントロールとサウンドを持ち合わせたものだと言えます。
コンボアンプでの試奏によるものですので少々意見が偏っている場合がございますがご了承くださいませσ(^_^;)
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/4433
by けんたろう
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