Sound Wave Lab/HARD ROCK DRIVE
皆さんこんにちは!
今日はGIBSON系のギターに非常に合う一品をご紹介します。
こちらはマーシャルのクランチサウンドを意識したオーバードライブですが、集積回路を使わないディスクリートで回路が構成されているからか非常にヴィンテージ(60~70年代初期)のエフェクターに近い感覚。たとえばゲインを目一杯に上げていてもピックで弦をやさしく撫でてあげると倍音を伴った鈴なりクリーンサウンドが出て、そして徐々に力を加えてピッキングすると芯があって枯れた感じの極上チューブドライブサウンドが出力されるわけですが、サウンドがまさにという感じでマーシャルライクです。
他にはモードの切り換えSWが付いているのも特徴で、下にするとZEP(’70sのJMPサウンド)、上にするとGUNS(’80sのJCMサウンド)と非常に判り易いSWLらしいセレクターがあり(笑)、ZEPの方がLOWゲインでより枯れたサウンドでGUNSの方がファットに前に出て、ゲインも上がる感じですね。
こういった歪みは、歪みに乗る弾き方ではなく、歪みを絞り出す様な、エフェクターを鳴らすといった感じの弾き方が向いている気がします。ギターで言うならばリッケンやグレッチやジャズマスやジャガー、ムスタングといったジャジャ馬は上手に乗って弾くのではなく「慣らす」=「鳴らす」イメージに近いわけですが、そんな感じでもあります。
そしてギターは圧倒的にGIBSON系、特にハムバッキングでも57Classicの様な“PAF”リメイク系のPUが合いそうです。
エフェクターのゲイン自体は高くないのでエフェクトはずっとONにして、ギターのVol、Toneをこまめに動かしコントロールすれば一度弾き始めると止まらないばかりか、70sや80sの王道ロックのリフを弾いたら何とも形容しがたい魔力に取り付かれます。
非常に“ギグ”という言葉がお似合いの、その名の通り“HARD ROCK”なオーバードライブ!!
Sound Wave Lab/HARD ROCK DRIVE
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/3349
是非お試し下さい。
ではまた!
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