VEMURAM/Shanks 4K
皆さんこんにちは!
飛ぶ鳥を落とす勢いを通り越して、向かうところ敵無し状態で常にハイエンドな製品を世に送り続けている“VEMURAM”ですが、担当のTさんが「今回はファズなんで是非東京エフェクターさんには初回ロッドを」ということで、いつの間にか業界の方々の間ではファズ屋で通ってしまっている様ですが(苦笑)、はい、承知しましたということで拡販にご協力させていただきます(笑)。
そんなわけで本日入荷いたしましたVEMURAM新製品の「Shanks 4K」です。「Shanks 3K」との違いは?と申し上げるまでもなく、あちらはフルレンジブースターでこちらは正真正銘のファズですね。
トーンベンダーMk1.5系ダラス系ファズというとどっちなのかわからないですが、簡単に申しますとダラスがMk1.5を基本にしたトランジスタ2石のファズということなので、ニワトリと卵ではありませんがそうご認識下されば良いかと思います(笑)。
ただ、私がこちらのファズに関して面白いと感じました事は、いわゆるファズマニアの方々がご興味あられるゲルマニウムトランジスタ等に関する事ではなく、ジョン・シャンクスという世界トッププロがサウンドメイクをしたことであり、つまり、ミュージシャン側が一流の現場で使用する(ことが出来る)ファズのカタチ(サウンド)とはどういったものなのか?ということでした。
以前いたお店でよくあったことなのですが、たとえば値段でいうと30万円以下のギターたちをFENDER USA HOT RODというアンプで試奏すると非常にアンプが(ギターも)良い音に感じるわけです。
ところがヴィンテージギターをそれで試奏するとギターもアンプも悪い音によく聴こえました「そんなはずでは(汗)」という感じですね。
ところがです。ヴィンテージギターを高級ブティックアンプ(FENDER USAならカスタムショップ)に繋げますと本当に素晴らしいサウンドが出るわけです。ギターのポテンシャルを全てアウトプット出来るからなのでしょう。
つまり、値段どうこうではないのですが、そのギターに合った、見合った器材という物は確かに存在するのであり、良いギターに対してはやはり本当に良いアンプで鳴らしてあげないとそのポテンシャルが発揮出来ないということになります。
話しを戻しますが、ジョン・シャンクス氏が使用しているギターもバリバリのヴィンテージだそうです(バースト含む)。
となるとアンプはもちろん、周辺器材に関してはかなりなクオリティーの物が要求されるはずです。ギター本来、アンプ本来のサウンドをスポイルしない為ですね。
しかも、その器材群の中で構築された音というもの、しかもそれがファズであるということに関しては非常に興味がありました。
そして現時点でVEMURAMが出した回答がこちらのShanks 4Kということであり、言ってみればVEMURAMのファズへの提案という言葉に置き換えられると思っています。
細かい説明に関しては商品ページをご覧いただくとしまして、大きな印象で申しますと確かにハイエンド器材の中で生きるファズであるということでしょうか?
ヴィンテージライクなサウンドを構築しているのは判ります。でもその底辺にはどこかリッチなゆとりというものを感じます。
それが好きか嫌いかはもう個人の好みでしかありません。ただ言えますことは、ひとつの製品としてみた場合、非常に良く出来て、よく考えられている「道具」である。
そう私は感じました。是非一度そのサウンドをお試し下さい!!
ではまた。
VEMURAM/Shanks 4K
https://tokyo-effector.jp/archives/effector/3866
PS:ジョン・シャンクス氏自身がShanks 4Kについて語っております
https://www.facebook.com/photo.php?v=768569913153902
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