Boot-Leg/Deep Box/HIZUMI
個性的なルックスとネーミングから一度見たら記憶に残るエフェクターのひとつがBoot-Legです。現場重視の音設計は少数生産のハンドメイド・ブランドとしてプロ・アマ問わず信頼を得ています。
ご紹介する2機種ですが、青いイコライザーDeep Boxは超低音をコントロールする「SUPER LOW」と、中音域をナチュラルに引き出す「HIGH MID」を調整してサウンドメイクをするというシンプルなエフェクター。
ベースを接続した際の艶がかった低音のニュアンスは、弾いて聴いた事の無い本機ならではのサウンドでした。
赤いHIZUMI1.0は、主としてクリーンアンプでの音造りを目的としているとの事で、粘りとサスティンを持ちつつも各弦の出力バランスを保ち、強烈に歪ませた時のコードの分離も輪郭ある音が出せました。RANGEによる特定周波数の可変幅が広く、セレクトには時間を要しました。
たった2機種ですが試奏すると本ブランドから数多くのモデルが発売されている理由がわかったような気がします。ビルダーの各機種の限界への挑戦のようなものが伝わります。商品開発から発売まで15年かけられたと後で知り脱帽です。
L to R
Boot-Leg / Deep Box ¥12,600- (税込)
Boot-Leg / HIZUMI ¥9,800- (税込)
by けんたろう
info@tokyo-effector.jp
※21日までHP開設記念セール開催中です。よろしくお願いします。