BUZZAROUNDがベースです
皆さんこんにちは!
11月も最終日を迎え、明日から師走です。本当に1年が早過ぎること。個人的には今年は激動でありまして、今年の1月が3年前の様に感じますが、何とか年を越せるのかな?(笑)
そんなわけで、本日はこちら写真右側のBUZZAROUNDです。これそのものはユーザーさんからの借り物で売り物ではありませんが、こちらはオリジナルではもちろんなく近年のJMI製ですね。
これの本物を見た事ある方っていらっしゃるんでしょうけども、ホーンビースキューズというブースターと同じくらい珍しいと申しますか、まずお目にかかれない代物だと思います。
で、こういったヴィンテージ系ファズやワウ等のエフェクターに関しては、実際コレクターの方の情報を私も参考にしており、何と申しましても所有なさっているその重みというか、説得力がまるで違いますので、最近はそのような方がお書きになったとても秀逸なブログに実は私も勉強させていただいているわけで、このBUZZAROUNDに関しましてもそこから情報を得ていたりするわけです。
その受け売り情報で申しますと(笑)、コチラのJMI製のBUZZAROUNDリシューの開発にはあのゲイリー・ハースト(トーンベンダー生みの親)氏が関わっており、オリジナルのメーカーであるBURNSのライセンスを得て作っていた様で、すでにJMI製に関しても生産終了なので今となってはとても貴重なモノであると言えます。
そのような再生産の経緯から、本物は知らないけれどもおそらくそう遠くはないサウンドであると勝手に推測しているのですが、その肝心なサウンド、一言で申し上げるととにかく過激で音圧が凄い。私も随分色々なファズを扱ってまいりましたが今までに聴いた事がないファズの音でした。
そのあまりの衝撃に「これだっ」という気持ちが押さえきれず、そうなるといつもの悪い癖でLOUD&PROUDの斎藤さんにこれと同じ音にこのビッグマフをして下さいという無茶なお願いになってしまうわけですね(笑)。
そしてひと夏かけた10回近くのダメだし後、本当にそっくり、いやむしろそれ以上に仕上げてしまったのが左側にございますマフとなります(笑)。
しかもJMIで採用されているNKT213という超希少なゲルマニウムトランジスタは当然のことながら使用しておりません。もちろんパーツはほぼ全取り替えですが。恐るべしLOUD&PROUD。
というわけで現段階で出来上がったものは、JMI製BUZZAROUNDのコピーというよりも、美味しい部分だけは見事に再現し、それ以上の使い易さとトーンバリエーションがあると自負しております。そして調整次第ではハイゲイン・ディストーションとしても使える個体に仕上がって、これはちょっとヤバいのが出来たぞという感じです(笑)。
ご興味ある方はご来店いただきこのマフのサウンドをお試しいただき、是非、来年初旬に発売予定である東京エフェクター・オリジナル・エフェクターのご予約をしていただきたいといった本日は営業のご案内でした(いや、いつもそうですが、苦笑)。
どうぞ宜しくお願いいたします。
東京エフェクター
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