Description
売却済み
アメリカでグラミー賞を受賞した経験のあるプロデューサー兼ギタリストのジョン・シャンクス氏が自身のエフェクターボード・システムの中でサウンドデザインをし、それを日本のビルダーが構築するといった手間と時間のかかる作業を幾度と繰り返し完成させたShanksシリーズ。
こちらはその第2弾、トーンベンダーMk1.5をその母体としたダラス系ファズです。
まず全ツマミ12時でゲインを上げずに音を出した印象は非常にリッチ。これはShanks 3Kでも感じたことですが、こちらの回路を通ることによるオーディオ的なふくよかさがあり、これだけで世界トッププロの足下に置かれる理由というものを感じます。当然ノイズレスなのは言うまでもないでしょう。
そしてゲインを上げていくと意外にもブリブリブチブチしたヴィンテージライクなファズ音が飛び出します。こちらはどちらかと言えばアグレッシブで決して大人しめな歪みではなく本格的なファズ音と呼べるもの。それをトレブルとベースコントロールにより太さや抜け、サスティーンを決めていく感じ。
またブリブリブチブチの具合は筐体上面の二つのトリマーによって微妙なコントロールが可能なので、通常のファズと違い扱い易さも併せ持っています。
ゲインを下げればShanks 3Kの様なフルレンジブースターとしても使用可能で許容範囲も広く、“リッチ”と“アグレッシブ”を高次元で融合したかの様な独自の世界観に惹き込まれます。
これはハイエンドに拘り続けたブランドが送るまさにハイエンドなファズ!!