PROCO/RAT

【PROCO】RAT Comming Soon!!

 

皆さんこんにちは!
今日はRATについて少しだけ。

 

おそらくRATが日本の市場に顔を出したのが1985年とか86年くらいという記憶があります。当時のジェフベックが使用していて、音楽雑誌に器材が載った時に見た事も無い黒いペダルが写っており、あれは何だ?という感じではなかったかと。
そして80年代のアメリカン・ハードロック・ブームが追い風になり、その後徐々に市場に浸透して行ったという漠然としたイメージがあります。

 

あれから30年弱、途方も無い時間が経過しておりますが(苦笑)、いまだに特に形も変えずに生産され続けているということは、ディストーションと呼ばれるエフェクターの金字塔と言って過言でないのと、いわゆる現在のブティック・エフェクターと呼ばれるものの先駆けだったのでは?という感じもいたします。

 

(※ラージボックスRATに関しては今回話を割愛させていただきました)

 

そんなRATですが、80年代後半に筐体の質が少し変わり、ザラザラした感触で塗装が剥げ落ちにくいものになると同時にRATのAの文字の中にLEDが追加され、より使い易くヴァージョンアップされたわけですが、それが一般的にRAT2と呼ばれているもので、すでにそのヴァージョンで20年以上生産され続けているわけですが、IC(オペアンプ)も変更されていきますので、徐々にですが音質も変わってしまいます。

 

では現在のRATが当時に比べて悪いものなのか?というと決してそうではなく、品質が落ちているということは全くなく、むしろ好みと申しますか、そういった違いですが確かにサウンドは違います。これは私の主観ですが、LEDが付いていないものの方がファットで太く抜けるといったイメージはありますね。

 

ということで、さて、こちらの写真ですが、これは本来RAT1(LEDが付いていない)なのですが、アレ??LEDが付いています。そんなモデルあったっけ?と調べましたが現在のところ情報が掴めておりません。決して断言は出来ませんがおそらくLEDは後付けと判断しております。
ですので、通常のRAT1(現在価格高騰中)よりお求め易い価格に設定いたしました。実際お使いになるのにはLED付きは非常に便利ですよね。もちろん、オペアンプはLM308Nでポットデイトは1986年です。

 

ネットショップオープン時にこちらもアップいたしますのでどうぞお楽しみに!

 

宜しくお願いします。

 

東京エフェクター
03-6804-2591
ikeda@tokyo-effector.jp

 

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