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エフェクターの修理に関するお話(BOSS/CE-1編)

皆さんこんにちは!

 

本日は1976年発売、BOSSブランド記念すべき最初の製品であるCE-1の修理に関するお話を少し。

 

こちらの写真は数日前にお客様からお預かりしたCE-1ですが、ネットで個人の方から購入したものの、正常動作をしないということでお持ちいただいたものです。

 

私どもが店をオープンし、すぐにエフェクター修理を始めてから5年と半年が経ちますが、すでに1,000件近くエフェクターの修理を承っており、その中でも修理作業の上で若干厄介に入るのがこのCE-1なんですね。

 

まずは、CE-1というコーラス自体、通しただけで音が劣化するのは有名なのですが、その劣化がCE-1の味となるわけです。
ですので、その本来の音を維持しなければならないのが一点…すなわち接点洗浄作業には十分に気を使わなければなりません…。

 

次に私どももかなりの数のCE-1をお預かりしましたが、動作不良の原因の80%以上がサウンドの要である遅延素子(BBD)の経年劣化によるものであり、その交換用のMN3002というBBDの入手が大変に困難であること。

 

つまり違う遅延素子を使用するとCE-1ではなくなってしまうので、必ず同じものを入手する必要があるわけですが、すでに30年以上前から生産をしていないわけです。

 

80年代のエレクトロ・ハーモニクス倒産の理由が、このMN3002が手に入らなくなった為という驚くべき事実をギターマガジン2017年11月号のBIG MUFF特集で知ったわけですが、たしかにMN3002というパーツ…これはヴィンテージの揺れ系、空間系のエフェクターにとって非常に重要なキーワードとなる様です。

 

そんなわけで、私どももお客様の気に入られているエフェクターを直す為、可能な限り悪戦苦闘をし、それに励んでいますといったお話を本日は軽くさせていただきました。

 

ということで本日はではまた!

 

 

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