久々にスルー音強化モディファイのお話

皆さんこんにちは!

 

本日は久々にスルー音強化モディファイのお話をさせていただきます。

 

スルー音とはエフェクターの原音のことで、つまりエフェクトの掛かっていない生音のことです。
この生音をハンドメイド系・エフェクター作りのノウハウでより力強くより抜ける様にしてあげると、必然的にエフェクトの掛かりも良くなり想像以上に音が化けます。

 

特にお勧めなのはジャパン・ヴィンテージと言われている時代の日本製品で、これらは内部の回路も使用パーツも非常によく考えられた素晴らしい製品が多いですが、量産品ゆえの宿命でいまひとつスルー音が細く聴こえるんですね。

 

そこに焦点を当てて、より綿密で丁寧な半田作業を繰り返すことにより、スルー音が力強くなって見違えるくらいレンジが広くなった感じがします。
また回路内のパーツは一切交換しないので、その製品の持つ本来の音を堪能出来ます。

 

ただこの作業、誰もが簡単に行なえるというものではなく、経験と知識が必要なまさに職人技です。
ちなみにいつも作業をしてくれているLoud&Proudの斉藤氏は、我々の中では半田使いの異名があり、その状況により適切な半田を数種類使い分けて作業をします。
ある時エフェクターだけでなく、ギターも化けさせてしまったのには驚いたわけですが(笑)。

 

もちろんコチラのBOSS以外にもMaxonやMXR等全てのブランドに対応していますが、近年のものの中には効果が微妙な製品もございますので、そこは要相談ということでお願いいたします。

 

そんなわけで、学生時代に使っていた思い入れのあるエフェクター達を復活させて使用したいという方は、この機会に是非ご相談下さい。お待ちしております。

 

本日はではまた!

 

 

東京エフェクター|ハイエンド・ブティック・ハンドメイドエフェクターの販売・買取・委託
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