修理に関するお話

皆さんこんにちは!

 

今日も非常に暖かく心地よい陽気で、東京エフェクター下にあるシャレオツ系イタリアンレストランも盛況の様で賑やかな声が聞こえてきます。

そういえば最近、下のお店の店長だかオーナーの方が遭うとお声をかけてくれます。まあ私には不似合いな店なので行きませんが、嬉しいものですね(笑)。

 

それはそうと連休前より、いきなりたくさんのエフェクターやギターの修理依頼が来まして、特に連休中は私もビルダーの斎藤氏もその対応に追われて獅子てんや瀬戸わんや(若い方ごめんなさい、笑)だったのですが、ようやく落ち着いて来ました。

 

私どもの方針としましては、エフェクターの修理やギターメンテナンスをHPの方でも前面に出しておりますが、それらの業務はあくまでサービスと考えております。

つまりそれらの業務により直接利益を上げようとは考えておりません。あくまでお客様が困った時の対応として尽力させていただく、そこから初めてお客様との信頼関係が生まれる。中古エフェクター1年保証というのもいわばその一環です。

商品を売ってからが本当の繋がりの始まり。そう信じて行っております。

 

そんなわけで、最近お預かりした修理の一部をご覧いただきますが、まずギルド・スターファイヤー60年代製をお持ちいただいた横浜市のS様、ポットの調子が悪くご自身で交換作業を行おうとした結果断念。お持ちになられました。

当店で診ましたところ、ナットもすでに削れてダメで、弦も錆びて指板にたくさんの手垢とホコリで、申し上げにくいのですが凄い状態でしたので(苦笑)まずはクリーニングから。ご覧頂けます様に磨きを入れたら出て来た物が、ハカランダの木目です!!(感動)これは調整後がかなり楽しみな1台です。

 

次に国分寺市にお住まいのN様のOD-1はDCジャックが破損との事。かなり大切に使われていた物の様で、いただいたお手紙からもそのお気持ちが判りました。

オペアンプを見たところなんとレイセオン!極初期物です。たまたまなのですが、当方で運良く当時のBOSSのパーツ取り用エフェクターがございまして、DCジャックが生きていた為そちらを移植しました。この対応は常に出来る事ではありませんが、今回は運良くレイセオンOD-1の価値を落とさずに修理が完了。

 

とこの様に、それぞれのお客様に準じた木目の細かい修理対応をしているつもりですが、なんと申しましても身体はひとつしかありません(苦笑)。ですのでお時間をいただく場合が多々ございますが、ご了承のほどどうぞ宜しくお願いいたします。

 

ではまた!

 

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